2010-01-01から1年間の記事一覧

基板上のパターン切れと半田割れを修復し、 CA3080Sの缶タイプICを取り付けました。 またフットスイッチも新しいミニフットスイッチに 交換し、配線しておきました。 以上で、修理完了いたしました。

見たことも無い缶タイプのICを取り除き、 HARRISのCA3080Sの缶タイプICを取り付ける前に 他に故障している所が無いか、チェックしている ところです。 相当古いので、作業中にも配線が切れていきます。

こちらのMXR Dyna Comp、相当古いもので 元から缶タイプのICが取り付けてあった 形跡が基板に残っております。 (基板のIC部分のパターンが丸型に 空けられております。) ただ、IC交換に失敗しているため、基板のパターンが 数箇所切れ、ICも意味不明なタイ…

後半のICはゲイン1の逆相アンプ(反転モードの ボルテージ・フォロウ)で、位相反転している だけでしたので、その部分で増幅度を上げていく ことにしました。 抵抗の値を増幅限界まで上げて、音量をUPさせて おきました。 モデファイの結果、音量もかなり上…

Sustain部分をつかさどるRC4558 ICは もう限界に近いくらい増幅度を上げているため、 少しでも抵抗を変えていきますと 発振してきます! 入力抵抗部分を変えて、少し音量をかせぎました。 次にこのDelux Big Muff、音質が若干細いので 太くぬけてくる音質に…

Delux Big Muffの歪の音量をUPして欲しいと モデファイを依頼されました。 ただ、Delux Big Muffは珍しいエフェクター ですので回路図も無く、Big Muff piの ICバージョンとも回路は違っておりますので 自分で回路をたどりながら回路図を作らなければ なりま…

Potも新しものに交換し、修理完了しました。 このLittle Big Muffもそうなんですが、 Potの端子3点だけでこの大きな基板を支えて いますので、心配です。

Little Big Muffの基板です。 破損したPOTを外し、基板を裏返しにした 写真です。 古いバージョンの2n5088トランジスタが 4コ搭載されております。 半田割れ数箇所を付け直し、9Vスナップも 新しいものに交換いたしました。

今回のLittle Big Muffも少しオールドですね。 修理箇所は POTの軸が折れているのでPOTの交換 エフェクト音が出ないため基板、スイッチの チェック&修理 などが主な部分です。 では、内部を見ていきましょう!

内部を調べていきますと、コンプレッサーと ミックスできるスライドスイッチ不良が原因 であると判明いたしました。 このスライドスイッチを交換して、音が時々 途切れる症状は直りました。 あと、お客様よりできることなら このDelux Big Muffの音をもう少…

かれこれDelux Big Muffの修理をするのは これで3台目ですが、どれも同じ基板のものは 無く、違っておりました。 今回は、音が時々途切れるとの症状です。 では、内部を見ていきましょう。

初期のグレーバージョンWH10の基板のパターンを 切らないよう慎重に基板を削り、WH10V2のケース にきっちり収まるよう加工いたしました! 配線も意外に多く、計17本の半田付けをして 完成いたしました。

次はIbanez WH10V2の基板を外しました。 Ibanez WH10の初期のグレーバージョンと 比べて配線がソケット化しているところが多く、 配線の色も違っております。 新作は制作時間の短縮を考えてのレイアウトに なっております。 若干、基板がはまらないところが…

Ibanez WH10の基板を外しました。 Wahがかからないとのことでしたので、まず 基板上の修理からおこない、その後ケース交換 をしていきます。

私自身、Ibanez WH10の黒バージョンを 長い間使用してきましたので、各Ibanez WH10の 音の違いはあるのか?を比較してみました。 Ibanez WH10 初期のグレーバージョン スルー音は、少しこもっているように感じます。 エフェクト音は、音量がかなり上がり、Hi…

レッチリのJohn Furusianteの使用で有名な Ibanez WH10の修理とケース交換です。 こちらの初期のWH10ですがプラスチック製の フットボードが割れ、一度メーカーの修理に 出されボンドで接着され返ってきたそうですが、 もうすでにひび割れが広がり折れそうに…

ジャストで9V用電源ジャックを取り付ける ことができました。 一応、電源アダプターの+−を間違えた時の ことを考えて、整流ダイオードも取り付けて おきました。

やはりエフェクター内にスペースが ほとんど無く、最小の9V用電源ジャックを INPUT下部のスペースにピンポイントで 狙い、穴を開けていきます。 少しでも位置がずれますと取り付けることが できなくなりますので、慎重にしていきます。

今回、このMXR CSP-28 '76 Dyna Compは 最近出た新作ですが、9V用電源ジャックが 付いておらず、お客様より取り付けて欲しい と依頼を受けました。 ケースのサイズは、MXRのいつものケース ですので、内部はきつきつだと思われます。 では見ていきましょう。

スイッチを少し加工して取り付け、 修理完了しました。

66 Bender MK1.5の回路はオリジナルの Tone Bender MK1.5のサウンドの再現を 目指しているものだと思われます。 回路は基本的なFuzz Faceの回路の部品の値と 2箇所違うだけでした。 基板上の回路はOKでしたので、スイッチ交換 することにします。

初めて拝見するエフェクターで、 MANLAY SOUND LTDの66 Bender MK1.5 です。 スイッチを切り替えるごとに、エフェクト音が 時々下がったりするとのことで、修理することに なりました。

IN,OUTJACKをスイッチクラフトのJACKに交換し、 電源スナップも良い物に交換して、 修理完了いたしました。

VOX V847 Wahの内部を見ていきますと、 基板上は何も怪しいところが見つかりません でしたが、電源スナップとIN,OUTJACKが ノイズの原因でしたので、交換することに しました。

こちらのVOX V847 Wah、ノイズがひどくなって きているとのことで、修理に持ってこられました。 VOX V847 Wahは何度かモデファイなどして おりますので、回路は見やすいです。 では、内部を見ていきましょう。

基板からスイッチの半田を取り除き、 外しますとこのようになります。 内部はきつきつですので、ジャックなどに 接触しないよう基板の位置を慎重に決めて、 スイッチを取り付け、修理完了です。

内部はこんな感じです。 コンパクトに収められ、制作しやすいように スイッチと基板が一体化しております。 この方法は配線を少なくでき、制作時間の 短縮になりますね。 調べていくうちに、やはりスイッチがあやしい ようです。

Keelyでよく拝見するのが、このKATANA BOOST ですよね。 内部で9Vの電圧をICで昇圧させ、 音の輪郭をくっきりさせているタイプの BOOSTERです。 今回、スイッチON時に時々音量が下がるという 症状で、修理に来られました。 では、内部を見ていきましょう。

内部を見てみますと、モデファイのため交換した マイカコンデンサーが綺麗に並んでおります。 基板上は怪しいところがないようなので、 やはりジャックが原因のようですね。 ジャック交換で修理完了となりました。

こちらのKeely BOSS BD-2、時々音が途切れる とのことで修理の依頼をお受けしました。 KeelyのBOSS BD-2はマイカコンデンサーを多用 してモデファイしているイメージがありますので、 確認していきましょう!