2011-01-01から1年間の記事一覧

まずFUZZの基板から見ていきます。 シリコントランジスタ使用のFuzzFace系や Tonebender系の回路です。 トランジスタやコンデンサなど 破損しているところは、以前となるべく 同じ音質になるよう部品を決めて交換し 音質も似せていきます。 次回は、Wah側を…

こちらもめったに見れないオールドの Color sound Wah-Fuzz-Swellです。 以前に、最近のColor sound Wah-Fuzzを 修理したことがあるのですが、こちらは 初期のバージョンでオールドパーツで 制作されております。 修理の依頼は親しくさせていただいておりま…

ICの選別は「音の抜けと気持ち良さ」を 一番に考え、少し古いICに決めました! なかなか自分好みの音になりましたので、 来年あたりこの音に近いオリジナル エフェクターを制作してみようかと 考えております。

基板上を調べたところIC破損で、 お客様より「やはり昔のままのオールドの音に」 して欲しいとのことで、いろいろICを交換して 音を調整いたしました。 実験中です。

こちらのMXR スクリプトロゴ Distortion+ 修理のため関東の方から送られてきたもの ですが、ケースが現在のものよりかなり重く 初期型だと思われます。 故障内容はエフェクト音が出ないとのことで、 内部を見ていきます。 今回、表の写真を撮り忘れておりま…

相当年数が経っておりますので、 半田割れ、配線の断線になりそうなところが 数箇所あり、ICも破損しておりました。 このころのPhase 90はあっさり目にエフェクト音が かかる仕様となっており、現在のPhase 90とは 音が違います。 一部回路を変えており、現…

内部は741のSingleオペアンプを6個使用した 初期型ですね。 現在はDualオペアンプを使用して制作しております ので、基板上がスッキリしておりますよね。 では、どのあたりで音が途切れているのか 調べていきます。

今回もかなりのオールドエフェクター、 MXR Phase 90の初期版 スクリプトロゴ バージョンが修理に来ました! 故障内容は、エフェクト音がかからない。 とのことで、内部を見ていきます。

片側のドライバーユニットの破損が原因か 確かめるため、こちらにある配線でつなぎ チェックしたところ音が出ましたので、 LチャンネルからRチャンネルを繋いでいる 間の配線が断線しているようです。 ちなみに一度やってみたかったのですが、 リッツ線を使…

Sony MDR CD900STヘッドフォンのRチャンネルから 音が出ないとのことで修理に持ってこられました。 レコーディングスタジオで業務用に使用されていた ヘッドフォンです。 では、内部を見ていきます。

ICの部分をいろいろ入れ替えて試せるように ソケット化にして、古いメタルカンの741を 入れることになりました。 こちらのメタルカンの741の音は、以前のICより 少し音が硬くなりましたね。

内部はシンプルでオールドのIC LM 741CNが 入っております。 回路を追って、破損している部分を 探していきます。

こちらのオールドDOD OverdrivePreamp 250、 人気があるようで価格高騰しているようですね。 修理内容は、Preamp 250のエフェクト音が 出なくなったとのことでお持ちになられました。 では、内部を見ていきます。

修理が完了して、正常にKlon Centaurの電源が 入るようになりました。

このようにKlon Centaurの内部は 隠ぺいブラックと言うボンドでカチカチに 守られており、たやすく回路を見ることが 出来ない状態になっております。 基板上の修理はいったん本国に送ってからの 修理になるとのことですが、 ただ、電源回路部分の修理でした…

こちらのKlon Centaur、電源が入らなくなった とのことで、こちらの工房に送られてきました。 では、内部を見ていきます。

完成後はこのようになりました。 元から付いていたと思われるラストの一個の トランジスタ(型番表記はなし)も音に 影響しておりましたので、交換しました。 こちらでモデファイ完了です。

トゥルーバイパス仕様&LED付きになっているのは 良いのですが、4個あるトランジスタが3個も現行品 のトランジスタに変更されており、ダイオード、 コンデンサー、抵抗なども気になる箇所があり ました。 結局、10箇所も部品交換して本来のラムズヘッドの 音…

こちらのラムズヘッド、お客様がオークションで 購入されたのですが「音がまったくラムズヘッドの 音と違う!」とのことでお持ちになられました。 ケースはまだ綺麗な方でしたが、基板上を見てみると すごく改造されて残念な状態でした。 では、本来の音に近…

IN、OUTJACKをスイッチクラフトのJACKに 交換した写真です。 基板上の缶タイプのインダクターがひときわ 目を引きます。 試奏したところ、パワーは小さめで、Wahは 深くはかかりませんが、とろけるような甘さが ありました! どなたかVOX Clyde McCoyをお持…

来ましたね! OLD VINTAGE WAHです。 このタイプ、初めて拝見するWAHです。 このWAHは部分的に修理され新しい部品に 交換されておりましたが、基板上の部品は 当時のまま残っておりました。 ただIN、OUTJACKは、さびなどで腐食が 激しかったので、スイッチク…

このFUZZ FACTORYの内部配線を布巻き配線で、 トゥルーバイパス仕様バージョンで完成させ ました。 9Vアダプタージャックの取り付けは こんな感じになりました。 以上で、修理完了です。

まずは9Vアダプタージャックの取り付ける場所を 考えます。 マキノ工房も最近、ハンドペインティングで デザインしているモデルが増えてきておりますが、 このFUZZ FACTORYのハンドペインティングには 憧れますね。 ちなみにハンドペインティングされている…

こちらのFUZZ FACTORY、ハンドペインティング& 蛇の目基板使用の初期型モデルです。 こちらの工房に送られてきた時点では、 内部の配線がすべて取れていたため 音は出ず。 お客様からの要望で修理とは別に、9Vアダプター ジャックが無いので追加で取り付け…

交換箇所はスイッチのみでしたので、 交換して修理完了です。 TRAIANGLE FUZZのケースもFUZZ TONEオリジナルに 似させて制作してあり、なかなかこっていますね。

こちらのTRAIANGLE FUZZは、以前にイシバシ楽器 さんが出していたエフェクターです。 このTRAIANGLE FUZZも1.5V単三電池×1個で動くので、 マキノ工房の「LEGEND」と同じく、FUZZ TONEを 基本にした回路になっていると思われます。 では、内部を見ていきまし…

こちら前期モデルの古いIbanez WH10 グレーです。 エフェクトON時、Wahがかからないとのことで、 お持ちになられました。 結果、POT交換になりました。

こちらのAmpeg バイオリンベース 初めて拝見しました。 時々、「バリバリィ・・・」とノイズが出るとの ことで、お持ちになられました。 調べた結果、ジャック不良が原因でした。 またピックガードの空いている部分から ほこりなどが入り、内部はほこりだら…

こちらのBOSS DS-2、INPUT JACKの不良の修理と LEDが確認しにくいとのことで、高感度ブルーLEDに 交換しました。 最近の高感度LEDは、大きい値の抵抗を入れても 眩しいと思ってしまうほど光ります。

今回のBOSS SG-1の正常なエフェクト音を 確認するために、お客様より正常なSG-1を もう一台お借りすることができましたので、 助かりました。 これでエフェクト音を調整して、修理完了です。