Electro-Harmonix Big Muff Pi

以前はHiよりのチリチリした細い感じの音でしたが、 基板上のコンデンサーを中心に交換することにより、 分厚い爆音のでるBig Muff Pi ラムズヘッドタイプに 変身いたしました! ただ、以前より少しノイズがあったため 音量をかなり上げた結果、ノイズも少し…

内部をみていきますと、すでにトゥルーバイパス されており、スイッチも交換済みでした。 では、入り口から回路を追って部品の値を 確認していきます。 基板上の部品の値を初期のラムズヘッドに近い 値に変えていきたいと思います。

3期初期タイプの”Big Muff Pi”の音量を もっと上げて欲しいとのことで、預かった ものです。 こちらも外のデザインは3期初期ですが、 中身の基板はラムズヘッドの基板と同じタイプ です! では、いろいろといじっていくといたします!

ラムズヘッドの基板に比べ、Carbon Composition抵抗 が一つも無くカ−ボンフィルム抵抗のみでの構成と なっております。 音は3期ディスクリート(トランジスタ)仕様の 初期タイプの”Big Muff Pi”に比べ、音が薄く 物足りなさを感じました。

今回初めて拝見する第3期オペアンプ初期型の ”Big Muff Pi”の修理です。 珍しいもので、数もそんなに出ていないとの 事です。 白っぽい基板のEH1322で、 オペアンプはRC4558とUA741です。

ノブはちょっとデザインの違うものになっております。 (交換した以前のPOTがD形の軸でしたので、 ○形の軸用のノブに交換しております。) スイッチも新しいものになり、 こんな感じに完成いたしました。

SUSTAINのPOTの足の土台部分が割れた修理、 こんな感じにいたしました! 24mmのPOTに極太ワイヤーで 重たい基板を支えております。 その後、フットスイッチも交換したところ 以前の音より荒々しく迫力が出てきました! 音はミッドよりに抜けてくる感じで 扱…

チキンノブと呼ばれる3期初期タイプの”Big Muff Pi”の 修理で預かったものですが、中身の基板はラムズヘッドの 基板なんです! 基板には「3003の文字」が輝いておりました! 実は3期チキン・ノブタイプにも中身が この3003型という物も結構あるとのことです…