内部を見ていきますと、まず基板、スイッチ ともオイルでべとべとになっており、接点復活剤 のかけすぎですね。 オイルでほこりが付きやすくなり、接点不良が 起こりやすくなりますのでほどほどに。 回路を順に追っていきますと音が途切れるところ を発見し…

こちらのZ VEX/BOX OF ROCK、東北地方の お客様の修理依頼でこちらの工房に送られて きました。 症状は、前段のクランチ部分のエフェクター音が 鳴らないという状況です。 では、内部を見ていきます。

内部の回路を見ますとToneBender 3-Knobの 回路に似ておりますね。 抵抗の一部分をPotに変更して「Gain」の ツマミを作っております。 トランジスタは見たことが無いものでした! 調べた結果、Pot不良が見つかり交換しました。

こちらのエフェクター、初めて拝見します Prescription Electronics YARD BOXです。 今回、音が急に小さくなったりするとのことで 修理でお預かりしました。 では、内部を見ていきます。

今回は配線をVintage配線に交換いたしました。 あと、Wahのエフェクト音をもう少し前に出すため 基板上の抵抗を一部交換しました。 ただ、このV846-HWのハンダは無鉛ハンダを 使用しているようなので、普通のハンダごてでは 難しいですよ。

最近発売されたVOX Model V846-HWですが、 早くもMODの依頼が来ました。 私自身も少しV846-HWに興味があったので 楽しみにしておりました。 お客様からは、Wahのエフェクト音が 少しこもり、抜けてこないのでそのあたりを 改善して欲しいとのことでした。 で…

Potをいろいろと試した結果、やはり元から 付いていたPotと同じカーブのPotがOD-1らしい 歪が出ていましたので、こちらにいたしました。 Potのカーブは歪の音質に若干影響してきますので、 マキノ工房では、音質重視でいきますが 操作性が悪い時はどちらにす…

Potの軸が折れてしまっておりますので Potごと交換していきますが、その前に いろいろなメーカーやカーブの違ったPotを 試して音を聞いていきます。

こちらのOD-1、OVER DRIVEのPotの破損の修理 ですが、Potを交換すると音が変わってしまう?と 聞いていましたので、今回メーカー違い、カーブ 違いなど実際に試し、音を聞いて決めることに なりました。 では、内部を見ていきます。 ICがデュアル・タイプで…

お預かりしたKing of ToneにはJRC 4580Dが 入っておりました。 こちらの工房で試したのはOLD 艶あり 4588シリーズを8種類ほど試してみて、 一番良いと思われるものをチョイスして みました。 結果、こちらのオリジナルエフェクター 「TUBE DRIVER 3」に載せ…

以前から気になっておりました 「ANALOGMAN King of Tone」のモデファイ の依頼です。 現状の音質は、抜けがよく音量も大きくて 良いのですが、若干音がへらべったい感じが あります。 そこを改良していくことになりました。

新年、明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 では昨年からの続きで、 Wah側の基板を見ていきます。 Wahの回路は昔のCrybabyの回路と ほとんど同じですね。 音量が小さかったので回路を探っていくと、 トランジスタやコンデンサー…

まずFUZZの基板から見ていきます。 シリコントランジスタ使用のFuzzFace系や Tonebender系の回路です。 トランジスタやコンデンサなど 破損しているところは、以前となるべく 同じ音質になるよう部品を決めて交換し 音質も似せていきます。 次回は、Wah側を…

こちらもめったに見れないオールドの Color sound Wah-Fuzz-Swellです。 以前に、最近のColor sound Wah-Fuzzを 修理したことがあるのですが、こちらは 初期のバージョンでオールドパーツで 制作されております。 修理の依頼は親しくさせていただいておりま…

ICの選別は「音の抜けと気持ち良さ」を 一番に考え、少し古いICに決めました! なかなか自分好みの音になりましたので、 来年あたりこの音に近いオリジナル エフェクターを制作してみようかと 考えております。

基板上を調べたところIC破損で、 お客様より「やはり昔のままのオールドの音に」 して欲しいとのことで、いろいろICを交換して 音を調整いたしました。 実験中です。

こちらのMXR スクリプトロゴ Distortion+ 修理のため関東の方から送られてきたもの ですが、ケースが現在のものよりかなり重く 初期型だと思われます。 故障内容はエフェクト音が出ないとのことで、 内部を見ていきます。 今回、表の写真を撮り忘れておりま…

相当年数が経っておりますので、 半田割れ、配線の断線になりそうなところが 数箇所あり、ICも破損しておりました。 このころのPhase 90はあっさり目にエフェクト音が かかる仕様となっており、現在のPhase 90とは 音が違います。 一部回路を変えており、現…

内部は741のSingleオペアンプを6個使用した 初期型ですね。 現在はDualオペアンプを使用して制作しております ので、基板上がスッキリしておりますよね。 では、どのあたりで音が途切れているのか 調べていきます。

今回もかなりのオールドエフェクター、 MXR Phase 90の初期版 スクリプトロゴ バージョンが修理に来ました! 故障内容は、エフェクト音がかからない。 とのことで、内部を見ていきます。

片側のドライバーユニットの破損が原因か 確かめるため、こちらにある配線でつなぎ チェックしたところ音が出ましたので、 LチャンネルからRチャンネルを繋いでいる 間の配線が断線しているようです。 ちなみに一度やってみたかったのですが、 リッツ線を使…

Sony MDR CD900STヘッドフォンのRチャンネルから 音が出ないとのことで修理に持ってこられました。 レコーディングスタジオで業務用に使用されていた ヘッドフォンです。 では、内部を見ていきます。

ICの部分をいろいろ入れ替えて試せるように ソケット化にして、古いメタルカンの741を 入れることになりました。 こちらのメタルカンの741の音は、以前のICより 少し音が硬くなりましたね。

内部はシンプルでオールドのIC LM 741CNが 入っております。 回路を追って、破損している部分を 探していきます。

こちらのオールドDOD OverdrivePreamp 250、 人気があるようで価格高騰しているようですね。 修理内容は、Preamp 250のエフェクト音が 出なくなったとのことでお持ちになられました。 では、内部を見ていきます。

修理が完了して、正常にKlon Centaurの電源が 入るようになりました。

このようにKlon Centaurの内部は 隠ぺいブラックと言うボンドでカチカチに 守られており、たやすく回路を見ることが 出来ない状態になっております。 基板上の修理はいったん本国に送ってからの 修理になるとのことですが、 ただ、電源回路部分の修理でした…

こちらのKlon Centaur、電源が入らなくなった とのことで、こちらの工房に送られてきました。 では、内部を見ていきます。

完成後はこのようになりました。 元から付いていたと思われるラストの一個の トランジスタ(型番表記はなし)も音に 影響しておりましたので、交換しました。 こちらでモデファイ完了です。

トゥルーバイパス仕様&LED付きになっているのは 良いのですが、4個あるトランジスタが3個も現行品 のトランジスタに変更されており、ダイオード、 コンデンサー、抵抗なども気になる箇所があり ました。 結局、10箇所も部品交換して本来のラムズヘッドの 音…